そもそも「魚べい(うおべい)」という回転寿司屋の存在すら知らなかった。というか、回転すらしていない。回転しない寿司屋なのだ。

普段はスシローかくら寿司、またははま寿司のローテーションで寿司屋に行っているのですが、まったくノーマークで知らなかった寿司屋、魚べい。
場所は青葉区から生田緑地に向かう途中にあるショッピングセンターの中にあります。マルエツやビバ・ホームというホームセンターなどが入ってます。
そんな宮前ショッピングセンターの2Fに入っているのが魚べい宮前SC店。

店の面積の割には窓ガラスも大きく、日中晴れているととても明るい店内で爽やかに感じる。
通路の広さもほどよくゆったりとしていて、安心できる広さだ。そのかわり店舗の奥までの距離が結構遠いと感じた。
メニューはよくある回転寿司屋と遜色ない品ぞろえと安さ




メニューに関しては申し分のない品ぞろえで、いつも行く回転寿司屋と比べてもまったく遜色無い。
その上で、回らないのだ。
回らない寿司屋
「回転しない寿司」店舗ということでどういう仕掛けかというと、こういうことだ。

そう、実はタブレットでの注文のみで、まったく回転しない。
オーダーしたものがすべてこの新幹線みたいなのでびゅーんとやってくる。これのみ。
たしかに、回転寿司屋に行っても、ほとんどタブレット端末で注文してるもんな、いっそのこと全部注文制にするとこうなるのか。
カウンターで注文していた寿司屋が回転する寿司屋になり、もう一度注文する寿司屋に戻ってきたという・・・。
この合理性はあとでもう一度驚くことになる。
合い盛りなんかもイケてる
これは他のチェーンではなかなか見ないのですが、合い盛りのバリエーションがあって、いろんな味を楽しめる。


ラーメンもちょうど良いボリューム感で負けてない
寿司屋のラーメンが最近評判だが、ここも負けてない。ちゃんと背脂入れてくる。

そしてお会計で驚く
誰も来ないのである。注文した商品が来たかをタブレット端末で確認するだけで、もうお会計が出来ているのである。
他の店ではお会計に店員さんがやってくるが、来ないのだ。
なぜなら、注文したタブレットのものしか食べてないから、お皿の数を数える必要はまったく無い。
回転しない寿司屋のメリットとはここにあるのだ。
そう、すでにタブレットの注文端末は、寿司の自動販売機でしかない。店員介在しないからコストを削減できる。
回転しない寿司屋はそういった意味で合理的なのである。感心した。
これからの回転寿司屋は回転させないようにするべきである(何言っているんだ?)

というわけで、生田緑地に行き帰りに立ち寄れる回転寿司屋、いや回転しない寿司屋としてこの魚べいをオススメしたい。
ただし、人気店のようで、アプリでの予約をしておいたほうが良さそうだ。これは他のスシローやくら寿司とも同じ感じ。
ぜひ再度行って見たいとおもう。